運転免許試験の流れを徹底解説!

運転免許試験の流れを徹底解説!

いざ運転免許を取得!という時に不安になることと言えば・・・

試験の流れってどうなっているんだろう?と不安になる方も多いのではないでしょうか?

そこで、運転免許試験の流れについて解説します!!

自動車教習所を卒業した後、自分の住民票がある地域の運転免許試験場や運転免許センターで、本試験と呼ばれる試験を受けます。

都道府県や地域など、免許種別によっても試験日や受付日時が異なるので、事前に自分の受ける免許種別の日程を確認しましょう。

※自動車教習所の卒業証書の有効期限は1年です。

必ず1年以内に合格しないと教習所に通った時間、費用が無駄になってしまいます。気をつけてくださいね!

運転免許試験の流れを徹底解説!

本試験当日の流れ

試験当日の流れは以下のようなイメージをしておくと、当日の緊張の緩和に繋がるかもしれませんので、試験前までに何度もイメージをしておきましょう!

受付時間は一般的に平日の午前中ですので、あらかじめスケジュール調整を!

受験内容は、適性検査(視力、色彩判別能力、聴力、運転能力検査)と学科試験(〇×式問題)です。

~午前の部で行う免許交付まで8つの流れ~(8時過ぎ~14時頃)

①受験料の支払いと受付・・・証紙販売窓口で手数料の支払い → 運転免許申請書の記入 → 必要書類を試験係受付窓口に提出

②適正検査・・・各検査室で実施します。

③試験会場に入る・・・受験票を受け取り自分の番号の席に着きます。

④試験官による説明・・・試験に関する説明や注意事項を聞きます。

⑤学科試験・・・試験時間50分(95問)

⑥合格発表・・・登録カード発行(4桁の暗証番号を2つ設定するので事前に番号を決めておく)

⑦写真撮影・・・持参すれば時間を短縮できます。

⑧免許交付・・・写真付きの免許証を受け取り終了です!

※上記の試験内容は、卒業証書を持っている方の内容になります。

おおよそ、6時間ほどの流れとなります。

写真撮影が済んだ方は、お昼休憩時間が設けられた時間内に昼食をとります。

その後に初心者講習があり、ビデオ視聴や説明を受け免許証の交付となります。

普通運転免許証の場合の流れが以上のようになりますが、大型や中型免許を取得される方の場合は、学科試験が無いので早く終わることになります。

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学科試験ってどんな問題が出るの?

・試験時間は50分。マークシート式です。
・交通ルールに関する問題が(〇×式)90問で1問1点です。
・イラスト式の危険予測問題が5問で1問2点
・合計で90点以上で合格です!

※途中退席も可能ですが、試験中に試験会場内で合格発表時間を確認してから退席するようにしてくださいね!

試験当日に、そもそも受験資格が無い!なんてことにならないように受験資格を確認して下さいね!

受験資格

・18歳以上。

・視力が両眼で0.7以上かつ一眼それぞれ0.3以上 ※0.3に満たないもの方や一眼が見えない方は他眼の視野が左右150度以上で視力が0.7以上であること。

・過去に取消処分等(初心取り消しを除く)を受けた方は、受験前1年以内に取消処分者講習を受講し欠格期間経過後であること。

それでは、本試験を受ける際のポイントについてまとめましたので、参考にしてください。

試験を受ける前の3つのポイント

①試験日の前日までに持ち物を揃えておく(鞄の中に入れるのを忘れないように前日までに揃えておきましょう!昼食代なども忘れずに)

②時間に余裕をもって行動する(当日に時間に間に合わず試験が受けられない事にならないように時間に余裕を持ちましょう)

③ひっかけ問題が多いので、当日は試験前にリラックスできるようにしてから試験に挑みましょう!一度解き終えたら、一度深呼吸をしてから再度チェックしてみましょう。

試験日当日に「うっかり忘れてた!」なんてことのないように、本試験で必要なものをお伝えしますので、事前に準備をして試験に備えてくださいね!

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本試験に必要な持ち物

※指定教習所を卒業又は検査合格証明書をお持ちの方で初めて運転免許証を取得する場合)

①本人確認ができる証明証や書類

②本籍(国籍)が記載されている住民票

③指定自動車教習所の卒業証明書または検査合格証明書

④申請用の証明写真 ※持参する方は受付時に伝えてください。

⑤手数料(受験料や免許交付料)

⑥筆記用具 ※必要な方は眼鏡、コンタクト、補聴器など

①本人確認ができる証明証や書類となるもの(提示用)

原付や二輪等の運転免許を取得している方は、有効な免許であれば、その免許証の提示でOK!

写真付きのマイナンバーカード(通知カードは除く)、パスポート(在留カード、特別永住者証明書など)、健康保険被保険者証、官公庁が法令の規定により交付した免許証、許可証または資格証明書等の書類など、その名の通り、本人確認をする際に証明できるもののことです。

②本籍(又は国籍等)が記載されている住民票

マイナンバーの記載がない住民票(本籍地記載・本人のもの)・・・1通(コピー不可)

区役所や交付機で、取得可能です。

発行されてから、半年以内のものが有効となります。

マイナンバーの記載がされている住民票を取得した場合は、マイナンバーの部分を黒塗りして見えないようにしてもOKなところもありますが、大切な個人情報となるので、できるだけ記載なしで取得するようにしましょう。

③指定自動車教習所の卒業証明書または検査合格証明書

教習所の卒業検定に合格した際に交付される卒業証明書

または、限定条件を外すための審査に合格した方が取得できる技能検査合格証明書をお持ちの方も、その証明書を大切に保管するようにしてくださいね!

技能検定が免除されるので、当日持参するのを忘れずに!!

※卒業証明書には有効期限があります!1年以内に受験するよう気をつけてください!

④申請用の証明写真

タテ3.0cmヨコ2.4cmサイズの証明写真・・・1枚

※都道府県によって異なりますが、細かい規定があるので念のため事前に確認しましょう!

以下の内容を確認してから撮影しましょう。

・正面を向いていて胸から上(上三分身)を撮影したもの
・無背景で単色、カラー写真で縁ナシのもの
・申請前6ヶ月以内に撮影したもの
・帽子やカラーのコンタクトレンズをしていないもの(宗教上や医療上の理由がある方を除く)
・道路交通法施行規則の規定であること、裏面に氏名及び撮影年月日を記入したものなど

試験当日になって、証明写真を撮ることも可能ですが、これが意外と上手くいかなかったりするんです・・・。

当日に証明写真を撮るとなると、時間が足りず一発勝負となることが多く、撮り直しをする時間が無いことがほとんどです。

免許証の更新まで使用する写真になりますし、公的書類でも本人確認書類として使用する使用頻度の高い証明証となるので、そのことを意識したヘアスタイルやメイクなど、自分の納得のいく写真となるよう、できるだけ事前に証明写真を撮ったものを持参することをおススメします。

また、事前に規定通りの写真を準備し持参することで、当日免許証交付までの待ち時間が短くなることも利点です。

⑤手数料や免許交付料

地域によって異なる場合があるので、こちらも事前に確認してください。

当日試験場で収入証紙を購入します。

おおよその1回にかかる手数料は以下の通りです。

・手数料合計・・・3,800円(受験料・・・1,750円 免許証交付料…2,050円)

⑥筆記用具など

・HB鉛筆と消しゴム(マークシート式なので塗りつぶしやすい濃さがベスト)

受験する人数にもより異なりますが、おおよその時間配分は以下のような流れになります。

・受付~適性検査・・・約20分~25分
・試験説明~試験・・・約1時間30分
・合格発表までの待ち時間・・・約15分
・写真撮影~お昼休憩・・・約1時間10分
・初心者講習~交付・・・約2時間10分

自動車教習所を卒業すると運転免許センターでの技術試験が免除となり、学科試験に集中して取り組めますが、そもそも自動車教習所を利用しないと免許が取れないの?と疑問をお持ちの方もいるでしょう。

運転免許試験の流れを徹底解説!

じつは、教習所を利用しなくても普通自動車第一種免許以上を取得できる方法があるんです!

それは「一発試験」と呼ばれるもので、運転免許試験で以下の試験を受験します。

・仮免許取得のための技能試験、学科試験

・本免許取得のための技能試験、学科試験

ただ、とても厳しい審査となるため、一度免許を取得したことがあり運転に自信があり、学科試験内容の知識にも自信がある人が向いていると言えます。

利点は5万円程の費用で取得できるという事。1回の実技試験料がおよそ4,550円です。

「教習所に30万円もお金をかけたくないよ!」と考える人は少なくないでしょう。

学科試験対策をしっかりと行い、「貸しコース」と呼ばれ練習車込みで時間分の料金を支払えば練習できる教習所で運転技術を養い、一発試験に挑むこともできるので、一発試験に挑戦したい方は、地域で活用できる場所の情報収集をして、計画を立てて受験に挑んでみる方法もあります。

自分に合った取得方法で、免許取得のための試験を受けるようにしましょう。