合宿免許を延長する人の割合は?料金や最短で卒業するポイントを解説

合宿免許を延長する人の割合は?料金や最短で卒業するポイントを解説
合宿免許のいいところは短期間で卒業できることです。
しかし、現実は、教習がうまく進まなかったりして、卒業予定が延びてしまうことがあります。だからといって最短期間で卒業できないというわけではありません。
「最短期間で合宿免許を卒業するにはどうしたらいいの?」
そういった不安や疑問を払拭できるようなアドバイスを紹介します。

合宿免許を卒業するまでの日数

合宿免許を卒業するまでの日数は、だいたいAT車で14日間、MT車で16日間です。
合宿免許のスケジュールは、1日目入校手続きが終わったら、適性テスト、学科教習、技能教習が始まります。

学科教習は1日最大3時間、技能教習は1日最大2時間の教習が6日目まで続き、7日目には、仮免取得のための修了検定があり、仮免学科試験があります。
仮免許に合格すると路上教習が始まります。
8日目から技能教習は、1日最大3時間可能となります。14日目は卒業検定があり、合格すれば合宿免許は卒業です。

合宿免許は、このように最短で卒業できるように、スケジュールが決まっています。
とはいえ、何らかの理由で延長を余儀なくされることもあります。

合宿免許を延長する人の割合

合宿免許を延長する人の割合は?料金や最短で卒業するポイントを解説
合宿免許を延長する人は、1割から2割ぐらいです。
ほとんどの人は、スケジュールどおり卒業しています。合宿免許は、集中的に教習をする環境が整っているため、上達は早いです。
しかし、試験で緊張しすぎて、思わぬ失敗をしてしまう人もいます。

残念ながら、試験に落ちると、補習を受けることになります。
大抵の人は、試験に失敗しても、延長する日程は2~3日程度です。
失敗しても、どうして失敗したか冷静に見直し、落ち着いて再チャレンジすれば、きっと合格するでしょう。

合宿免許は何日まで延長できるの?

合宿免許で延長できる最大日数には、限りがあります。
自動車教習所は、合宿でも通学でも9ヶ月以内に卒業しなければいけません。
合宿免許だと、体調が悪くなったり、家庭の事情などでやむなく帰宅することがあります。

合宿を中断した場合、戻ってきて再び教習を開始することになります。
しかし、最初に入校した日から9ヶ月以上経過すれば期限切れになります。中断していた期間もカウントされるので要注意!

合宿免許を延長する場合の料金はいくらぐらい?

合宿免許を延長する人の割合は?料金や最短で卒業するポイントを解説
合宿免許は、集中的に教習をする環境が整っているため、上達するのは早いですが、習得には個人差があるので、残念ながら延長しなければいかないこともあります。
もし、検定に失敗して延長しなければいかなくなったときの料金や保証の内容も確認しておきましょう。
合宿免許は、スケジュールどおり卒業できなかった場合、期間を延長することになります。
心配なのは、追加料金。(宿泊費・教習料金・再検定料等)

検定に落ちる可能性はゼロではありません。延長のことを考慮して1~3日間ぐらい延長を見込んだ保障プランを用意している教習所は多いです。
1~3日間ぐらいの延長であれば、追加料金なしの場合もあります。
ただし、保障プランの日数を超えてしまった場合は、検定料金プラス1泊あたり5000~6000円ぐらいの延長料金が発生しますので注意してください。
また、保障内容は、教習所によって違うので、申し込むときに確認しておきましょう。

合宿免許を最短で卒業できない理由って何?

合宿免許を最短で卒業できない理由は、教習所が作ったスケジュールどおりに教習を進めることができなかった場合です。
主な理由としては以下のようなものが挙げられます。

①技能教習や仮免の試験で落ちてしまった。

車の運転技能には個人差があります。運転技能の差は短時間では埋められないかもしれませんが、法令で定められている1日に乗車できる日程は決められています。
それ以上教習しなければダメな場合は、スケジュール通りの卒業は難しいです。
しかし、上達が遅いからといって諦めたら、すべて終わってしまいます。
普段から、真面目に取り組めば本番でうまくいくことだってあります。
毎日夜寝る前にイメージトレーニングなんかするといいらしいです。

また、技能教習ではうまく運転できたのに、検定では失敗して不合格になる人は、結構います。
普段できていたことが検定試験となると緊張して全然できないということはよくあることです。
アドバイスをするとすれば、ありきたりですが「落ち着いて普段通りの運転をする。」
です。

②体調不良や寝坊で教習に参加できなかった。

病気や怪我などの体調不良でスケジュールが伸びてしまった例はたくさんあります。
感染症だと教習所に滞在するわけにはいかないので一時帰宅となります。
しかも、一時帰宅の交通費は自己負担です。

繁忙期だと、教習所は満杯なので、病気や怪我が完治してもすぐ教習所に戻ることはできません。ほとんどの教習所は閑散期戻って教習を再開するよう指示があります。
しかし、そのスケジュールがご自身と合わずに転校するケースもあります。
合宿期間中は、病気や怪我にならないよう体調には注意しましょう。

最短で合格を目指そう!合宿免許を延長しないための対策

合宿免許を延長する人の割合は?料金や最短で卒業するポイントを解説
合宿免許を最短で卒業し、免許を取得するためには、いろいろな検定試験をスムーズにクリアしていくことが重要です。
学科教習では、道路交通のルールやマナーを学びます。仮免学科試験に必要になることはもちろんのこと、免許を取得する際の運転免許学科試験にも直結します。

対策としては、面倒くさがらずに効果測定をすることです。
何度も間違えてしまうところは、書いて覚えるのも有効です。
教習の時間だけでなく予習復習などをして正確な知識を身につけましょう。

技能教習では、「落ち着いて運転をする。」です。
そのためには、教習のときに指導員の言うことを聞きしっかり基礎を身につけること。
わからないこと、うまくいかないことがあったら遠慮せず指導員に聞いてください。
車に乗って練習する時間は限られていますので、指導員を有効に使いましょう。

とはいえ、検定では、過度に緊張して実力を発揮できない場合もあります。
アドバイスをするとすれば、前に書いたとおり、「落ち着いて普段通りの運転をする。」
それから、失敗しても引きずらないことです。(覆水盆に帰らず。切り替えましょう。)

また、体調不良や寝坊で教習を休んでしまうと、スケジュールどおり卒業できなくなり追加料金の発生や、その後の日程にも影響を及ぼします。
体調管理に十分注意するとともに、合宿免許生活での時間管理をしっかり行うことが、最短で卒業するために必要なポイントと言えるでしょう。

まとめ

合宿免許を活用することで、AT限定免許の場合は14日間、MT免許の場合は16日間で合宿免許を卒業することができるため、夏休みなど長期休暇を利用して短時間に取得できます。
合宿免許を最短で卒業するためには、学科教習技能教習をしっかり学習し、健康管理や時間管理を徹底して積極的に学んでいくことが大切です。
合宿免許を卒業する最短時間や保証については、教習所ごとに違いがあるので、申し込むときによく確認しましょう。